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遠隔レコーディング!!

今日は,「遠隔レコーディング」をやってみました。

ここ数年、ずっと一緒に作品創りをしている方の録音で、ご協力をお願いしました。
歌手とエンジニアの私は関東在住ですが、作曲家の方は関西在住。

歌録音の時には,歌い手さんのテイクを大事にディレクションして,
その時の最高の結果を出せるように,
作曲家・歌手・エンジニア(←私・編曲も担当)の全員がきちんと納得して組み上げる、
という丁寧な姿勢でやってきています。(普通のことですけどね)

ですが、そのたびに,関西から毎回来て頂くコストやスケジュールは作曲家の方の負担になっているのも事実。
というわけで、ここしばらくネットの音楽事情を調べていて,トライしてみた次第。


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こんな感じの、3つのツールを同時に使用してみました。

テキストチャットはSkypeを使用。
VoiceチャットはFacetimeオーディオ。

これらは何でも良かったのですが,お互いアカウントを既に持ってるもの、という理由で。
どちらも、5時間ほどの録音で切れること無く安定してました

双方向リアルタイム演奏ではないので、
時間的遅延は3方式とも0.5秒以下で全然問題ありません。
1秒ぐらいになると,会話のテンポにはちょっと気を使うかもですね。


まだβバージョンのYAMAHA Netduettoは若干,不安定な部分もありますが、
歌のテイクを判断するにはなんとか、大丈夫なようです。
バッファ設定などもうちょっと使いこなせれば,さらに安定するかな。
もうちょっと遅延があっても良いから,安定するステレオのオーディオストリーミング方式があれば良いのですが。

上記の図にある以上に,参加している3者それぞれが,どの音声を聞く、聞かない,リアルタイムでどの音声をON/OFFするなどをストレス無くやるには相当に複雑な配線組は必要ですが,それはまあ、普段PAや録音現場で複数人への複雑なモニター回線を組み立てるのに似ています。

結果ですが、いつものスタジオでの録音と,まあそう変わらずに,録音が出来ました!

若干の不自由はありますし、ストレスは少しだけ増えますが,安定して動いている間は,作曲家の方がまるで関西に居るとは思えない,いつものスタジオと変わらない風景で録音が進みます。これはすごい体験。

まだまだ課題はありますが,もうちょっとチャレンジしてみようと思います。


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